2010年3月26日金曜日

つくしんぼ

店の前にも何年かぶりに土筆がひょっこりはえてきて
とても嬉しい春
採って食べるほどはなかったんですが
塩屋のお土産にたくさんもらったので
半分は定番の卵とじにしてあとは佃煮風にしてみました
神戸市の西のはしっこの塩屋には
ポポのメンバーのひとりが住んでいるので
何度か遊びに行ってるんですが
駅を降りたらリヤカーが1台ようやく通れるくらいの幅の
つづれ折りの坂道があって
両脇にさかな屋さんや八百屋さん、豆腐屋さんなどが
軒を並べています
どれも小さなお店だけど
さかな屋さんにはその日塩屋の漁港であがった
地元のさかなや、そのさかなで作ったお惣菜が並んでいて
やおやさんには近所で採れとれの野菜が並んでいて
近所の人たちや電車を降りて家路をいそぐ人人が
お店の人とちょっとした会話を交わしながら
買い物していく当たり前の風景が
とてもすてきな海辺の町です

土筆は頭をまずとって
(食べるひともいるけどとった方がおいしい
 若い土筆なら何本かは残してもいいかも)
たっぷりの水に漬けてアク抜きします
面倒だけどはかまをひとつずつ取ったら
ぐらぐらのお湯で一瞬湯通しします
あとは適当に切って
酒、醤油、砂糖で炊くだけ
写真のはお出汁をとったあとの昆布と
炊くときに鰹節を少々入れました
これまた日本酒が合うんですよねえ…

皿 無地手塩皿 径11cm弱 1800円