2010年1月28日木曜日

黒ごまれんこん

毎日食べたいほど大好きなレンコン
しゃきしゃきのも好きだけど
寒くなると糖度が増してもちもちしてきたのもほんとうにおいしい!
レンコンは残念ながら地物を見かけたことはないのですが
なんといってもお隣の県の加賀レンコンがありますからね
以前のレシピコーナーではくるみとあわせたきんぴらを
紹介してましたが今年の我が食卓では黒ごまがはやってます
好みだと思うのですがわたしはざくっとぶ厚く切って
豪快に食べるのが好きなのでレンコンは軽く下茹でします
「軽く」というところに注意
まず皮をむいて1cmくらいの輪切りにします
きっちり蓋がしまる鍋にレンコンが半分かぶるくらいの水を入れて
軽く塩をします(水が多すぎるとレンコンの旨味が逃げるので注意)
塩をまわすために軽く鍋をゆすって
火にかけて沸騰したら火を弱めて約2〜3分、火をとめます
蓋をあけずに待つこと約2〜3分、ざるにあけます
中華鍋に好みの油をひいて(ごまやくるみなどナッツ系相性良し)
熱くなったらレンコンを入れて焼き色がつくまで強火または中火で
最後にしょうゆを少しまわし入れて火をとめ
たっっぷりの黒ごまを入れてざっと混ぜてできあがり

レンコンの下茹で時間はレンコンの種類によって
いろいろなので何度か試してみるしかなさそうです
歯ごたえが残っているくらいが好きなのですが
毎回違って難しい…


器 粉引片口 径14cm 2500円


2010年1月25日月曜日

じょっぱ雑煮

年中「ファーマーズに出始めて」とか
「ファーマーズではじめて見かけて」とか
言ったり書いたりしてるので
たまにお客様に
「ファーマーズって…なんですか?」と聞かれるのですが
ファーマーズというのは三島のJAの中にある農産物直売所で
ここがなければ暮らしていけないかも!?というくらい
我が家の食生活の根幹の部分をお世話になっております
すぐ近くでとれとれの野菜を食べられる幸せ
当初は普通のスーパーマーケットだったのですが
その中に小さな地場野菜コーナーができて
ものすごく喜んでいたところ
スーパーごと閉店となることが決まったとき
きたさん(夫)は寝込みそうなくらいショックを受けてました
翌春、野菜をメインに再オープンが決まったときは
躍り上がって喜んでいたのを覚えてます
と前置きが長くなりましたがファーマーズに
お漬け物やおはぎなどの加工品を出してらっしゃるのが
なんでもものすごくおいしくて
勝手にファンの農家の方がいらっしゃるのですが
その方の「豆もち」を見つけたので
ほくほく買い込んできました
黒豆もお米も自家製だと思います
ストーブでこんがり焼いて…




ちょうど晩ごはん用にきれいな鱈のぶつ切りを
買ってきたさんが戻ってきたので
頭の部分でお出汁をとってじょっぱ汁風のお雑煮にしてみました
青いのはビタミン大根という名前で売られている緑の大根です
もっぱらおろして食べていたのですが
(きれいな緑色の大根おろしは湯豆腐にのせるだけで
 ちょっとしたおごちそうの気分)
火を通してもみどり色だ!
鳥取で買ったおいしい麦味噌にネギと庭の柚子を散らして
食べるときに柚子胡椒も少々…
鱈でぷるぷる、あったまりました


器 粉引丼 径15cm 3200円〜

2010年1月21日木曜日

ロースト豚のせ蕎麦


年越し蕎麦だったのですが…
あたたかいかつお昆布出汁に、地物のどんこ椎茸、
ねぎとローストした豚の薄切り、仕上げに七味山椒です
ロースト豚が少し薫製ぽくした洋風味だったけど
蕎麦の懐の深さにしっかり受けとめてもらいました
蕎麦は乾麺で特に特筆することもないので
かんたんロースト豚の作り方をご紹介
豚は肩肉のかたまりが脂分がちょうど良くて好みです
もちろんおいしい豚だとさらにおいしい

塩豚を作る要領で塩をよくすりこみ、室温で1日ほど置きます
たっぷりの水に入れて、粒こしょういくつかと
つぶしたニンニクを放り込み火にかけます
沸騰したら火をとめてしばらく置くのが塩豚の作り方ですが
こちらはそのままスライスして食べたいので
沸騰したらアクをすくい、火を弱めてしばらくことこと煮ます
だいたい火が通ったかなと思ったら
鍋からあげて少し冷まします
煮汁はもちろんスープなどに転用してください
あら熱がとれたら中華鍋に少量の(脂の呼び水となる程度)油を
ひいて熱し、肉を脂身の方からいれて
すべての面に焼き色をつけます
焼き色がついたらいったん肉をとりだして、
ローリエのはっぱや小枝をどっさり入れます
はっぱから煙が出てきたらその上に肉を戻して蓋をし
火加減を調節しながらしばらく煙を浴びせてできあがり
簡単だけどちょっとスモーク感も出て
おつまみにもばっちり

生葉のローリエがたくさん必要なので
欲しい方はいつでも声をかけてください


器 粉引丼 径約15cm 3200円

ちょっと少なめの親子丼や〆の麺類などに重宝な
小ぶりの丼はうちで大活躍
丼は長いこと作ってなかったのですが
2月末までの大阪の器展では
いろいろな大きさのが並んでます


2010年1月20日水曜日

冬のタイカレー





季節はずれかも?ですが無性にタイカレーが食べたくなったので
冬の食材で作ればいいのではないか?と作ってみました
具は鶏肉、レンコン、えちぜんかんたけ、水菜
えちぜんかんたけというのは数年前から冬になるとこの辺で
売られている大きなグレーのキノコで和洋中なんでも大活躍
わたしはエリンギが実は少し苦手なのですが
食感はちょっとエリンギみたいで
エリンギほどくせがないキノコです
レンコンとココナツミルクの相性がばっちり!
市販のグリーンカレーペーストを使っているので
レシピをあげるほどのこともないんですが
カレーペーストを炒める前に、油を熱して
すりおろしたタマネギ少々、にんにく少々、
スライスしたショウガ、パクチーの根、青い唐辛子をよく炒め、
煮込むときにレモンや柚子の皮の部分を少しと
庭の柑橘のはっぱを何枚か入れてます
乾物のバイマックローより、
柚子やスダチの木の生葉を入れる方が
爽やかさが増して好みです
水菜は生食用のを食べるときに
暑ーい時に汗をだらだらのイメージでしたが
クリームソースぽいので冬もいいなあと思いました
スパイスで体もぽかぽか

ご飯はファーマーズで売ってる地物の古代米を少し混ぜて
もちもちのおこわみたいになってましてこれがまた相性良かった
よく見かけるほとんど黒いような赤米とちょっと違って
丸っこいお米でお値段は少しだけ高めなのですがとてもおいしいです


器 刷毛目皿 径15.5cm 2500円